学部概要
教養学部 教員一覧
Faculty List
※五十音順(氏名をクリックすると、各研究者の研究実績をご覧いただけます。)
氏名(職名)
研究分野
研究内容
日本の詩歌と表現/日本語教育
日本の詩や戯曲、土地言葉等を通して、表現力の可能性を考えている。また、創作の要素を取り入れつつ、新しい日本語の担い手として留学生をとらえようと思っている。
准教授
日本語教育学/第二言語習得研究
第二言語としての日本語の習得に関わる要因について、多角的に研究している。また、第二言語習得研究の知見を日本語教育に応用した実践研究も行っている。
准教授
人文地理学/地誌学
フランス地域研究を専門とする。特に、中央高地や南仏を中心とするフランス農村の研究を行っている。そのほか、ツーリズムや山村文化について日仏で調査をしている。
日本近現代史
日本近現代史、とくに軍事史・社会史。近代日本の軍隊はどのように作られたのか、なぜ戦争は起こったのか、そのとき一般国民は戦争をどうみていたのか、という問題を研究している。
日本史/宗教史
日本近世史。東アジア(漢字・儒教文化圏)の広がりの中で、日本の歴史を考究している。墨で書かれた古文書や漢文史料を解読して事実を読み解く、実証的な研究を心がけている。
日本近現代史/現代沖縄史/アメリカ外交史
トランスナショナルヒストリー/下からの外交史としての沖縄・日本・アメリカ関係史。国家と非国家主体とのあいだで繰り広げられる交渉がいかなる政治のダイナミズムを生み出してきたのかを明らかにすることに関心があり、多様な史料を用いて実証研究をおこなっている。
文化人類学/アンデス考古学
南米ペルーの神殿遺跡発掘調査を通じて、アンデス文明形成過程の研究をしている。ペルー北部山地のクントゥル・ワシ神殿遺跡を中心に発掘調査を行っている。文化遺産の保護・活用にも関わっている。
移民・難民研究
日本のメディアにおける移民と難民の表象、言説について研究している。そうした表象や言説が人々の意識にどのように作用しているか、世論が政策決定に与える影響等についても調査している。
形而上学/論理哲学
分析哲学と呼ばれるタイプの現代哲学の方法を用いた、存在論的カテゴリー論を主とする形而上学的研究と、現代論理学の基礎について考察する論理哲学的研究を行っている。
近現代美術史/視覚文化論/色彩論
19世紀末以降の近現代美術と視覚文化を、美学的、哲学的、社会学的に研究している。また現代社会におけるネガティブなもの(毒、黒、トラウマ、悪意等)の研究も手がける。
古代ギリシア哲学
プラトンを中心とした古代ギリシア哲学を研究している。プラトンやアリストテレスの認識論、形而上学、魂論、倫理学などを主な研究対象としているが、古代におけるプラトン哲学の受容史にも関心がある。
人文地理学/都市社会学
日本の大都市における地域再生に関心がある。特に、ホームレス問題と政策、生活保護、ゲストハウス、アート、リノベーションなどと局地的な住宅市場について研究している。
国際政治学/アメリカ外交
グローバルな平和と安全保障の問題を、国際政治理論の観点から研究。とくに、冷戦後の米外交を特徴づけた、人道的介入/保護する責任やリベラル国際秩序の「盛衰」に着目。
フランス近代史
フランス革命の社会文化史。公教育組織法の施行と受容の具体像を実証的に明らかにするとともに、公教育を通じたフランス革命の国外への影響についても研究している。
国際開発学/政治学
国際開発学のなかでも、「開発途上国の政治・ガバナンスが開発・貧困にどのような関係を持ちうるのか」について学んでいる。近年は、新興国による援助についても調査している。
歴史社会学/医療社会学/社会問題の構築
精神的な病や障害とされるもの(例えば「うつ」や「発達障害」)の増加をテーマに、精神医学的知識の広まりやその人々への影響について、社会学的な視座から研究している。
国際経済学/開発経済学
発展途上国の経済に関する研究に取り組んいる。特に、汚職の問題、ドル化の問題、マイクロファイナンス、農村地域における開発の諸問題などについて実証研究を行っている。
准教授
日本・東洋美術史/仏教美術史
主に日本古代・中世の仏教美術を通して、異文化交流の歴史を追究している。また仏教の発展において美術が果たしてきた機能や、図像の伝播をめぐる人的ネットワークについても研究を進めている。
教授
日本語教育/音声学
日本語音声学(音声知覚・生成)。特に、日本語のリズムの構造的特徴について研究している。また、第二言語としての日本語の音声教育・習得過程について研究している。
哲学
近代ドイツ、フランスの哲学、特にカントや構造主義を研究。科学の基礎にある認識と思考の方法、また物語や芸術に見られる人間の価値判断の諸構造などについて考えている。
准教授
イギリス文学
ジョゼフ・コンラッド、D.H. ロレンス等を中心に、19世紀以降のイギリス小説を研究している。また、比較文学的視座から、日本の近現代小説にも関心がある。
教授
西洋美術史/ビザンティン美術
ビザンティン美術史。羊皮紙に手で描かれた写本挿絵や、モザイクやフレスコなどで飾られた聖堂装飾プログラムを研究している。イメージとテクストの関係に興味がある。
国際政治経済
現在国際社会において喫緊の課題となっているポピュリズムや保護主義、反移民政策といったグローバリゼーションが引き起こす諸問題を政治経済学的なアプローチを用いて研究している。
高等教育論/大学国際化
大学国際化の実践と共に、非英語圏の大学における「英語化」の実態とその意義を明確化し、多言語主義の重要性や「グローバル化・国際化=英語覇権」の虚実に迫る。
東アジア考古学
中国とその周辺地域における交流と社会変化に関心がある。対象としている時代は青銅器時代から漢代で、最近は草原地帯の遊牧民の影響についても研究している。
中国古代思想史/中国出土文献研究/近現代東アジア学術史
先秦から前漢時代頃までの出土文献を用いた中国思想史を研究している。また、近現代の東アジアの学者が神話や古代史をどのように再構築しようとしていたのかという問題にも関心を持っている。
准教授
アメリカ研究/物質文化・消費文化/ミュージアム
アメリカ文化研究。特に、キリスト教再洗礼派のアーミッシュの物質文化や消費文化を研究している。また、ミュージアム展示における文化表象にも関心がある。
東南アジア地域研究/開発社会学
東南アジア(特にラオスとタイ)の農村部をフィールドに、開発政策や開発事業が小規模農民の暮らしや土地・資源利用に与える影響や地域の資源利用における住民組織の役割について研究している。
日本文学/演劇
日本近世文学。とくに江戸中期に活躍した歌舞伎関係者、また歌舞伎愛好家の日記を読み解き、当時の歌舞伎の演出や演技、そして劇場の経営と興行の実態について研究している。
国際関係論
安全保障問題であれ、経済摩擦であれ、協調したほうが良さそうであるにもかかわらず、なぜ国家間で対立するのか。政府間での協調失敗は、一般の人々の考えを反映した結果なのか。こうした問いに実証的に取り組んでいる。
近代ドイツ語圏の文学・芸術・文化
近代ドイツ語圏文学を絵画や庭園といった様々な芸術分野との関係で研究している。最近では「出来事や体験に意味を与える仕組み」としての「物語」にも関心がある。
人文地理学/モンゴル地域研究
モンゴル・ウランバートルにおけるゲル地区の形成と、それを実践する人々のライフコースについて研究してきた。遊牧地域と都市との関係、またモンゴル人の国際移動にも注目している。
文化人類学/農村開発研究
主としてフランス・フィリピン・セネガルの農村地域で現地調査を行い、特に土地制度と農村組織に焦点を当て、農村の公正な貧困削減の可能性を研究している。
アメリカ史/アメリカ研究
とくに都市史、社会史。第二次世界大戦後から21世紀初頭にかけて、アメリカの都市における人種関係がいかに変容してきたのかを、政治文化、経済、環境の変化などと関連させながら研究している。
英語教育学/第二言語習得論
英語教育学。話す・書く・聞く・読むという言語の側面を総合的に発展させるにはどのような英語教育が望ましいか、という問題について授業での実践と理論的研究を進めている。
韓国近代文学
韓国の近代文学のなかでも、主に1930年代の小説と出版界を研究対象としている。文学と美術の関係についても関心があり、文学者の古美術認識や美術家との交友関係も研究している。
言語学(意味論・語用論)
人間が言葉を使用する際に用いる知識や方略とはどのようなものであるか、特に多義性の問題を中心に主として日本語の書き言葉を対象に研究している。
日本語教育学/日本語文法研究史/日中対照研究
学習者ならではの視点から文法と語彙のシラバスを考えること、日本人の文法意識の歴史的変遷を明らかにすること、言語教育における言語間の対照研究の有効性と限界を両面的に考えること、などを行っている。

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