歴史の中で深くつながる日本とアジア:日本・アジア専修課程

photo02.jpg古くから日本はアジア諸国、なかんずく中国と韓国から強い影響を受けつつ、独自の文化を育んできました。同じく漢字を文字として使用し、儒教を精神文化の一背景とするこれら三国は、多様な文化圏が混淆する東アジア地域にあって、歴史的にたいへん密接なつながりを持っています。今や日本と中国・韓国は互いの文化を理解しあい、アジアの一員として国際社会に貢献していく必要があります。そのためには日本と東アジアの文化を総体的にとらえる視座が必要です。そこから生まれたのが日本・アジア文化専修課程です。本専修課程には下記の二つの専攻が設けられています。

われわれの「日本」とは何かを探る:日本文化専攻

「日本」も「文化」も、決して自明のものではありません。現在の私達が、ごく自然に「日本」的だと考える文化的諸事象の多くが、東アジア諸国をはじめとする諸外国の文化に、もしくはそうした国民国家のフレームでは区切れない文化圏の拡がりにその起源を持ちます。また、その「文化」についても、言語、思想、文学、芸術、風俗、宗教、社会制度など、様々な側面があります。日本文化専攻においては、このように多様な「日本文化」の中から、「言語」「文学」「芸術」という三つの分野を柱としつつ、他の様々な分野との学問的連関をみすえた教育をめざしています。

隣人たちとの相互理解を目指して:東アジア文化専攻

東アジアの人々はこの20世紀を、四千年にもわたる歴史をどう生きてきたのでしょうか。日本はこれらの国々、人々とどう関わってきたのでしょうか。21世紀の今日、日本は東アジアに、そして東アジアは世界にどんなシグナルを発信できるのでしょうか。まず互いの言語、文化、歴史、思想を知るところから始めましょう。この専攻はそのために中国・韓国という東アジアの言語、文化、歴史、思想などを学びながら、東アジアの現在・過去・未来にわたる広範な問題、様々な事柄を考え、修得する専攻です。

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