東アジア文化専攻2年 渡辺孝輔君のモナシュ大学語学研修報告を掲載します。

多文化にふれた貴重な、一か月間

渡辺孝輔 教養学部2年 日本・アジア文化専修 東アジア文化専攻 11LL164


今、思い返してみるともう一か月経ってしまったのか、と思う程早かった一か月でした。でも、この一か月は今まで生きてきた自分にとっては一番思い出がある一か月になりました。今回私は、春休み一か月を使ってオーストラリアのメルボルンにあるモナシュ大学の語学研修プログラムに一か月間参加しました。このプログラムは大学の集中講義として開講されている授業で、教養学部の生徒であれば、卒業のための単位にもなるプログラムです。また、このプログラムに参加するための語学力や資格等はありません。ですから、誰でも参加することができるプログラムです。このプログラムは4週間あり、それぞれの週で学ぶ内容や取り組むことが違います。ここで一例を示したいと思います。まず、1週目ではオーストラリアについて授業で学びます。「オーストラリアについて」という言葉はとても曖昧でわかりにくいと思う方もいると思います。簡潔に内容を挙げるなら、オーストラリアにはどんな国籍の人が住んでいるとか、どんな歴史がオーストラリアにあったか、オーストラリアの保険、生活、移民、政治について大まかに学びました。また課題も毎週出されます。1週目はモナシュ大学の学生にリサーチをしてそれを生徒の前で発表することをしました。2週目はオーストラリアの多文化主義(Multiculturalism)について学び、自分自身でリサーチしてエッセイを書くことをしました。3週目では持続可能性(Sustainability)について学び、社会問題、環境問題について他のクラスの生徒とディベートする機会がありました。相手の意見に対して、自分はどう思うのか、賛成できる点は賛成して、賛成できない点は反対する、なぜ反対かという理由を相手へ示すといったことをしました。最後の週では国際化(Globalization)について学び、最後には国際化についてプレゼンをしました。プレゼンのなかでは国際化のもつ問題や国際化のメリット、デメリットを厳しく指摘していた人もいて、発表する側だけでなく、聞く側も大いに勉強になったプレゼンになりました。以上4週間のプログラムの大体の内容です。では次に、自分自身、このプログラムに参加した感想を述べたいと思います。このプログラムに参加してまず大きかったのは、クラスの友達と会話する以外は日本語を使わなかったことです。例えば、買い物するときは全て英語でしたし、電車に乗ったらアナウンスも全て英語。現地の人々の話す英語は自分が思っていた口調よりも全然速くて、最初は色々慣れなくて大変でした。特に大変だったのが、予約をすることでした。自分自身、メルボルンでは色々行きたいところがあったのですが、ツアーなどの予約が必要なものが多かったです。そこで必要なのが、電話での予約です。最初は電話かけたくないとか嫌だなと思っていました。というのも、通話を聞き取る自信も無かったですし、聞き取れなかったらどうしようとか、分からなかったらどうしようという不安ばかりがあったからです。ですがそれじゃ何も始まらないと思い、電話をかけてみました。相手が電話に出るまでの間、今でも思い出しますが、とてつもない緊張感でした。相手が電話に出て、そこから会話が始まり、思ったのは会話のスピードが速かったことです。聞き取れない部分がいくらかあったのですが、こちらも頑張って、日付と集合時間と料金と払う方法を何回も何回も確認しました。普段では体験できないような緊張を体験し、また自分の必死になって頑張る体験もできました。思い返せば良い体験ができたと思います。思い出としてもう一つには、たくさんの友達ができたことです。

(4週間終わって、クラスBのみんなと記念写真をとった!!)

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今回のプログラムでは、埼玉大学以外の大学の生徒と混じって共に勉強をしました。自分のクラスはBクラスでした。そこでは大阪大学、名古屋大学、一橋大学、御茶ノ水大学の学生さんと一緒に4週間を過ごしました。4週間終わっての感想としては、他の大学の学生と一緒に勉強するのがこんなにも刺激的だとは思いもしませんでした。他大学の生徒の雰囲気の違い、言葉づかいの違いを肌で感じ、それはある種の異文化体験のようでした。さらに英語を学ぶことに対しても全ての生徒は意欲的で、授業もハイレベルで実りあるものになりました。自分自身、良い経験になったと思う授業は英語でのプレゼンテーションです。プレゼンに向けてしっかり準備、練習をしたのもいい思い出ですし、こういった機械が無ければ体験できなかったと思います。4週間終わって、自分のクラスだけでなく、他のクラスの生徒とも友達になりました。たくさん友達ができるというのも留学の一つの醍醐味だと思います。また最後にはクラスBのMost Improved Awardに選ばれました。
(クラスBを担当してくれた先生と受賞式の後に記念写真をとりました!!)

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この4週間、英語に一途に、ひたすらに、一生懸命向き合った結果が出てとても嬉しかったです。最後に先生からもあなたの努力や頑張ったことを忘れないで、また日本に戻っても活躍してください、という言葉をいただきました。最後に、私が言いたいことは、本当に色々あったけど、このプログラムに参加して本当に良かったです。英語の運用能力の向上だけでなく、英語だけでなく色々な人々と向き合って四苦八苦した体験、経験を通して、人としても大きく成長できた一か月でした。
素晴らしい一か月、そして全ての出会いに感謝。
 

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